働き方改革の影響で働き方への関心が高まる中、長時間労働や未払い残業代等の問題を抱える企業へ注がれる社会の視線は厳しさを増しています。そこで求められているのが労務デューデリジェンスの実施です。
労務デューデリジェンス(労務DD・労務Due Diligence)とは、企業の人事や労務に関する実態を知るための調査のことです。企業の労働環境や雇用関係について、問題点やリスクを特定し、問題解決の提案やリスク回避策を提示することを目的として行います。
労務デューデリジェンスは、M&A(企業の合併や買収)やIPO(株式公開)などの取引において、企業評価や投資判断に欠かせない要素とされています。また、労務コンプライアンスのためにも行われることがあります。労務コンプライアンスを向上させることで企業の社会的価値を高めることができます。更に、働きやすい環境を作ることで従業員の満足度を高めることも可能です。職場環境の良さが評判になれば優秀な人材を獲得しやすくなるでしょう。
当所は、労務デューデリジェンスに精通した社会保険労務士として、企業様のご要望にお応えした労務デューデリジェンスを行っていきます。